西君が頭に白いネットをかぶって来た。２日前、転倒して後ろ頭にケガをしている。風邪で少し熱があると言っていた。わたしは６時前からしっかり汗をかいてエンジンは全開の７時半。正志と西君と３人でしっかり汗をかいた。１０時「西君はジュースにせえよ」と、わたしと正志は缶ビールを飲み干した。腰をおろしたらそこに尻の跡がつくぐらい下着もシャツも汗だったからビールがうまい。ビールの味がわかるには「汗をかいて」という資格がいるのかもしれないと思う。１２時「西君が無理せんよう、きょうは１時半まで休憩！」と宣言してシャワーで汗を流し、下着も全部替えてまたビール。そしてゴロリと昼寝もした。午後からは台風にそなえてしっかりと全鶏舎に餌を入れて歩いた。これでまた汗。ほとんどの仕事を終えたのが４時。ここでわたし一人がまたビール。正志はお店にタマゴを運ぶので辛抱。ひとりで台風対策の仕事をして６時にまたビール。車はガソリンで動くが、わたしの燃料はビールという一日だった。

今夜もひとりで思うのは「いつまで、この体力がもつか」ということである。機械化しないで人手をかける。これが最初からの柱であるから、タマゴが売れるだけ身体はきつくなる。正志に言うと「たまには休んだら」と言うてくれるが、そうではなしに、農園の仕事の延長で体力にあった仕事を創ることが一番いい方法である。将来のことを具体的に考えはじめてよい時期かもしれない。明日の午後から台風が接近する。

02/07/14(日) 20:14 六さん(JAG07563)