六さん 8月19日しんあい農園日記


宮崎で野菜をつくっている馬場さんから電話があった「22日、西長門リゾートホテルに泊まりたい」と「家族で行こうと思ったらふたりで行こうと言うことで」福島総料理長に電話をした「馬場さんが奥さんと福島さんに挨拶方々予約してくれと電話がありました」そこまで言うと「なんとかしましょう。料理はフランス料理より和食で焼酎ですね!」馬場さんがフランス料理というイメージは誰もわかない。

鹿児島で馬場さんと焼酎をしこたま飲んでツインで寝たことがある。大きな声で寝言を言う「ひろみ!ひろみ!」と。朝「おまえの奥さんの名前はなんていうか」と尋ねたら「ひろみです」と。22日の夜は角島沖地震がおきるかもしれない。

きのう休憩しながら笑顔の杉本さんが最近手がけた某住宅メーカーのチラシを3枚眺めていた。さすがにいい文章力だと思いながら。わたしはとくに句読点が気になるというクセがある。句読点ひとつで文章の味がかわる。わたしの好きな句読点だった。

杉本さんの文章にはもうひとつ特徴があり、新聞紙面のような淡々と事実を伝えれば役目を終わるというものではなく、あの大きな笑顔でうなずきながら相手にほれ込んで、どう惚れ込むか模索しながら、それが文字になっている。だから読者に伝わるものがある。

読み終えて家内に「自宅に帰ったら、これを永本さんに郵送しておいてくれ。理由はメールで伝えておくから送るだけでいい」と手渡した。広島の永本建設の社長はセクハラで有名なお掃除仲間である。農園の第一期建築を誠心誠意してくださった。住宅建築がご専門なので杉本作品が参考になればという思いがした。すぐにメールを出しておいた。

きょうの午後1時過ぎに永本さんから携帯電話が着信した。表示を見ながら「郵便のお礼じゃな」と受けた「お盆のあいだいろいろ考えたすえ、農園新聞をつくっておられる方にわが社の住宅パンフレットを検討してもらおうと思う」筋書きどうりじゃないか。と嬉しくなった「どうでしたかお届けしたチラシは?」と言うと「ハァ?」である。わたしの郵便はまだ届いていないし、わたしのメールも まだ読んではいない。けれどゴールしたのである。偶然という言葉ではない出来事だった。杉本さんに連絡してわたしの役目は終わった。

02/08/19(月) 19:18 六さん(JAG07563)

 


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