六さん 8月25日しんあい農園日記


正志が島原に帰省している敦子さんを迎えに昼から農園を出た。午後から西君と集めたタマゴを夕方発送に間に合うよう運んだ。お店に行くのは何ヶ月ぶりになるのか。愛犬は途中から景色を見てウキウキして立ちあがったから驚いた。お店の近くに6月ラーメン店が開店して行列というから行ってみた。4時でも店内な満席だった。外に椅子が20ほど置いてあったから繁盛ぶりがうかがえた。レギ ュラーの550円を食べた。店員さんの元気。店内の音楽。豚の背脂。美味かった。けれど、やっぱりわたしの基準は久留米の「丸星」。宇部の新店町「大阪屋」のラーメンが美味い。

お店、つまり自宅に帰るとき「行く」という気持ちは、農園が軸足になっている。それを感じた。震災の神戸避難所で酒を飲むとき、いつも一部の人からからまれた「お前には帰るところがある」そう言われるとカチンときた「俺は暇を持て余していたわけではない」関西弁と宇部弁でやりあったことが何度もある。火が無い・食う物がない・水が無い・トイレが無い・笑顔が無い、俺も一緒に逃げずにおるではないか。

ここで寝泊まりていることは、わたしにとっては道楽ではない。それを続けているうちに「行く」という気分になっていることは確かである。愛犬は母親の部屋まで行って帰ったことを知らせた。黒柴犬はわたしの姿を見て喜びのあまりに小便をした。いろいろな不便はあってもしのげる。要は軸足だと思う。

夕方、農園に戻り缶ビールを飲みながらキツネの番をしながら、虫の音に秋を感じながら「ここがええ」と思えた。不本意ながら酔うた。

02/08/25(日) 20:21 六さん(JAG07563)

 


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