六さん ８月２７日しんあい農園日記

新田次郎が好きになったのは、２０年ぐらい前に、ＮＨＫラジオ１１時半から１ ５分放送される「わたしの本棚」の朗読で「雪のチングルマ」だった。それがき っかけで、昭和２６年の処女作「海流」（恋愛小説）から読み始め作品のほぼ全 部は読んだと思う。気象庁に勤務されておられ「火の島」などは鳥島火山噴火が 克明な記録に裏打ちされていたと思う。もちろん代表作「芙蓉の人」は富士山頂 に私財で観測小屋を建て、冬季観測を遂げた野中到さんの記録は新田さんならで はの迫力がある。白山山頂に大きな石を担ぎあげた「強力伝」も短編ながらズシ ンときた。きのうから「本棚」では「あきらめたから生きられた」というシリー ズがはじまった。昨年、九州から八丈島まで小型漁船で漂流し、生還した漁師の 実話である。きょうは山口市内の配達であったが、この１５分は車を停めて聴い た。

きょうは月末で集金日。はじめて集金パーフェクトを達成した。木村さんがお留守であきらめたが、住宅街ですれちがうわたしのグリーン車を発見してくださり集金できた。ロータリークラブ事務局の竹内さんは上品なご婦人である。少し話し込んだ「ローターリの卓話で足立さんの話しを聞いたのですよ」と。鶏を１５０羽飼っておられると聞いて、そのぐらいでは生活が大変だろうと思っていまし た。竹内さんがそんなき持ちで次々にお客様を紹介してくださっていた。きょうもご紹介いただいた。たった一度の話しでここまで応援してくださる方がほんとうに嬉しかった。

ボツボツ来年のナザレ園訪問計画をすすめている。１月の最終金、２月の土・日をまたいで、今回は飛行機を利用したいと思っている。冬の慶州は訪れる人も少ないからその時期に行きたい。詳細は近々発表。

農園新聞「らんらん」も印刷ができた。明日は杉本さんと広島行きで、そのときに受け取ることになった。きょうの万歩計１５９２３歩。

02/08/27(火) 20:05 六さん(JAG07563)