六さん 9月3日しんあい農園日記


 

中学2年生のときキャンプに誘われて金光教の青少年活動にご縁ができた。勉強は嫌いでも野外活動は好きで楽しく育てられ、そのなかで信仰体験もしてきた。金光教本部に「金光出版」という布教拠点をつくり、いまは高山君が立派に活躍している。ある私的な事柄で信仰に疑問を感じはじめ疎遠になっている。そのひとつに「おかげ信心」がある。

痛いところが神様のおかげでよくなった。危機的経営が信心で好転した。授から ない子供が信心したら授かった。ならば、そうはならない運命の人は信心が足り ないのか。一番のショクは震災で倒壊した教会の建物を報道した編集長が辞任さ せられるという場面もあった。信仰の世界では、倒壊はあってはならないことだ ったのかも知れない。その顛末に憤りを感じた。

お掃除の沖縄大会。そのディスカッションの録音テープをある方から頂戴したの で配達の車で全部聴かせていただいた。壇上で発言する方々の紹介がとても嫌な気持ちがした。この方の会社は掃除のおかげで7億の売上げがあり、1億以上の利益が出るようになりました。次の方は、いまは5億ですが・・・「おかげ信心」ではあるまいに、掃除をすれば社風がよくなり儲かりますよ。というストーリーである。

わたしが掃除をはじめたころ「結果」ではなく「過程」を大切にする。そのなかで下座の心や、一隅を照らすという基本的な心をたくさんの先輩から説いていた だいた。だれひとり「掃除で結果的に儲かります」とは言わなかった。

信心に頓挫しているわたしの長女は、金光教教師のもとの嫁ぎ岡山県金光町の本部で生活をしてる。朝早く娘婿の先生にいわゆる「おかげ信心」と、掃除の心でおきているわたしの気持ちを伝えた「いつかメールで教えてください」と。

午後、配達の途中で電話がなった「おとうさん。朝の話しですが、明日の夜9時に行ってもいいですか!」本部のご用が終わり岡山から車で話しに来たいという。その気持ちがとても嬉しかった「ありがとうございます。待っています」とお礼を言った。

02/09/03(火) 17:27 六さん(JAG07563)

 


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