六さん ９月１６日しんあい農園日記

日本生命が１１月になると「今月は保険の月でございまして」とか言いながら、自分が自信をこめて提案した保険商品を「見なおしませんか」と言うのには驚いた。保険月なら一ヶ月ぐらいタダにしたらいい。それが我々にとっての保険月である。

で「敬老の日」。２０年ほど前に「話し方」を少し学んだことがある。こまごま したことは忘れたが「話しは聞き手に決定権がある」ということは覚えている。 言葉たくみに気持ちを伝えたと自分では思っていても、それが伝わらないとき「わからんヤツじゃ」と思えばそこで勝負はつく。相手が言葉を受け取る用意を しているかどうか。いまが伝える時期か。など考えることはいくつもある「伝え たのに」「話したのに」の片道で終わる。

年間に一日「敬老」を喚起して徳をするのは、バレンタインのように商売をする 人かもしれない。ほんとうの敬老は、年寄りが年下の者から敬われることである。本に出るような生きかたではなく、人生をまっとうにコツコツ歩んでこられたお年寄りには、周囲がきっとあたたかくせっすることだろう。敬ってもらえるか否かの決定権はお年寄りにあるのではないかと思う。身よりがなく、病気だから大切にしよう。集会所に集めて弁当を配るということと「敬う」とは意味が別と思う。そのことを考える日。

昼前から恵みの雨。ずぶぬれの山口配達になったが心地よかった。山の木々も元気を取り戻すだろう。明日は広島からお客さま。

02/09/16(月) 19:28 六さん(JAG07563)