六さん ９月１８日しんあい農園日記

福岡市内でレストランをはじめられた沖さんから「田舎の秋がほしい」というメールをいただき栗を手配した。今朝それが届いた。１キロの網袋に丁寧に粒をそろえてつめてある栗が１２袋。キロ４００円くださいと老夫婦が言われるのでお支払いした。

昨年、ある農家から「栗と柿を売ろう」と電話があり買いに行った。虫食いの栗 が無造作に大きな袋に入れられ、それを天秤ではかってキロ５００円換算で買わ された。半分ぐらいは商品価値がない栗だった。そのおじさん、儲けたつもりで も、わたしは二度と買わないから損をしている。丁寧に選んで１キロの袋に詰め た４００円の勝ちである「おじさん。まだ栗があれば、あるだけ買うから」とわ たしは頭を下げた。

内蒙古を訪ねたとき、ホロンバエル大草原に群れる羊の中から「これが俺の羊」 とより分ける蒙古族の人に驚いた。１０００頭の特徴ぐらいは覚えることができるという。

夕方、放している鶏が行き場がわからず立っているとき、足の色とクチバシでだいたいの見当がつき、その群れに入れるぐらいはできるようになった。養鶏を知らない人から見ればすごいかも知れないが、まだ修行が足りない。

02/09/18(水) 20:37 足立　進(JAG07563)