六さん 9月20日しんあい農園日記


 

ある知人から電話があった「ぼくの友人が鹿児島で高校教員をしており、就職担当です。鎌田グループの鎌田社長にご挨拶に行きたいので口添えを頼みます」と。こういうお願いが一番苦手である。わたしの直接面識ある人を自信をもってご紹介することはよいが、その先生をわたしは知らない。まして、鎌田社長はたいへんお世話になり尊敬しているお方である。

きのう運転中に先生から電話がかかった「よろしくお願いします」と。わたしは、そのお願いの内容を具体的に把握したかったのでアドレスを伝え、運転中なのでメールでお願いします。と言った。夜、メールが届いていた「よろしくお願いします」と。きょうまた電話があった「もう少し具体的に教えてくださいませんか」と丁寧に言ったら「本校のホームページアドレスを教えます」。わたしが学校の特徴を知ってなんになるのか。唖然とした。気持ちが完全にすれ違いである。

お掃除仲間の山本さんは毎週金曜にタマゴをお買い上げに農園に来られる。今朝も来られた。高校の事務職時代に鍵山先生の生きかたに感銘を受けたのは、タイヤがパンクをしてイエローハットに修理に行き、待ち時間に「清風掃々」というお掃除の会が発行している定期刊行物を読まれた。その場で、唯一の手がかり、小冊子末尾の奥付「しんあい出版」に電話をされた。受けたのは高山君で、それ 以後、宇部掃除に学ぶ会の仲間に加わった。学校を退官される前、全校舎のトイレを磨きあげられた。一晩徹夜で磨いた日もあったと聞いている。

わたしが農園をはじめて、入り口の橋から農園入り口までの約800メートル近い川土手を二ヶ月おきぐらいに草刈機で整備してくださる。コンクリートの橋もホウキで掃かれる。その姿に周囲の方は「あれはなにか!」と笑っていたが、二年半も続けられると誰も笑う者はいない。ご当人は「おかげで持病の薬と縁が切れたいね」とあかるい笑顔である。

02/09/20(金) 21:06 六さん(JAG07563)

 


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