六さん 9月24日しんあい農園日記


 

山口市内、お客様Kさんの近所で飼われている雑種のメス犬は虐待ともいえる飼われようである。8月の炎天下に水も与えられずに放置され、何度かコンビニで水を買って与えた。きょうは26度ではあったが、いつものように短いクサリでつながれ水は無い。そのことを予想して食器と水を持っていた。わたしを見るとかがんで小便をする。さきほどタマゴをお届けしたKさんのお宅に再度行って状況を聞いてみた。Kさんの家にも犬がいる。

子供さんが拾ってきたようで、その後は餌は与えているようだけれど散歩もしな いのですよ。と奥さんが言われた。8月からの出来事を話して「もし、お話しが できる機会があれば、水だけは置いてくださるように頼んでいただけませんか。 もし要らないと言われたらわたしが引き取ります」と。

川浪さんのお宅に着いたらパンのかおりが玄関の外まで漂っていた。門柱にはイガのついた栗が一個飾られて秋を感じた。配達の日にはいつもお菓子やパンを焼いて「配達ご苦労さま」とお土産にしてくださる。ご家族の看病で顔を合わす機 会がない井口さんは、病院から戻られると「新鮮なタマゴをありがとう」とお礼のメールをくださる。ご夫婦で季節料理店を一年前から出された「若山」では、農園のタマゴでつくった茶碗蒸をいただいた。おまけに「ペアー・ディナーコースご招待券」までも。あんたが真面目にタマゴをつくるからご褒美。みなさんに元気をいただきながら元気に「元気タマゴ」をお届けした。

いつも応援してくださる小林さんに会いたくなり4時過ぎに行ってみた。稲刈りを終え庭木の剪定をしておられた。最初はよく意見が衝突した人物だけれど、とても農業が好きで、いまではわたしの応援団長である。縁側でお茶をいただきながら近況を報告させていただいた。帰り間際「自慢の新米を食べてくれ」と30キロ荷台に積んでくださった。

石の上にも3年。というが、2年半やり続けて孤立していた当初から比べるとおおきな変化である。時間に追われて昼ご飯は抜きだったけれど、元気に農園に戻った。

02/09/24(火) 19:34 六さん(JAG07563)

 


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