六さん 9月25日しんあい農園日記


 

広島の廣さん(内蒙古自治区)から久しぶりに電話があった。下関の松村さんのご紹介でご縁がうまれ、彼の案内で2回ほど中国に行った。一回目は30名ほどの人数で、ホロンバエル大草原をオンボロ車でロシア国境の満州里まで走った。二回目は廣さんとふたりで彼の生家を訪ねた。北京から空路フフホトまで飛び、そこからジープでゴビ砂漠を抜け紅旗という小さい村を訪れた。思いで深い出来事は、紅旗で歓迎の宴でなにか歌えと促がされ「これは日本民族の心です」と大声で歌ったのは浪曲子守唄だった。はじめて日本人を見たという村人ばかりで、廣さんの通訳によると「日本的なすばらしい歌だった」と人気だった。

奥さまは劉さんで、水餃子が得意というので広島のお掃除仲間とご自宅に押しか けて酩酊するまで中国の強い酒を飲んだことがある。広島駅のベンチ酔いつぶれ た夜だった。

上海に別荘を買いました。三階あって80坪はありますと言う。どこで儲けたのかを聞いたら、チベットの塩を輸入販売しており利益が出ているし、内蒙古でつくるカシミヤ製品もよく売れた。ふーんと思う。わたしが廣さんが好きなのは、金儲けの名人でないところだったのに。まあ、来たときには出世の秘訣を聞いて みよう。

午後、山口市内の配達を終えて農園に帰り、先日鶏を出した鶏舎の床を整える作業を日暮れまでした。農園ではほとんど鶏糞の臭いがない。誰もが驚かれる。約一年半三百羽の鶏が生活した床に1200リットルの水をバケツでまき、それを小型の耕運機でかき混ぜた。それだけの水を入れてもモウモウとほこりが舞い、口のなかはザラザラになるほどだった。明日から水を入れ続け床の温度が70度 以上になるまで耕運機でかくはんする。この作業で鶏糞はなくなり、温度で消毒できると信じている。

今朝6時の気温8度。昼間は27度。温度差がおおきい。

02/09/25(水) 19:33 六さん(JAG07563)

 


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