六さん １０月　９日しんあい農園日記

庄原市のお掃除仲間、熊本さんはニコラスケイジに似ている･･額が。それでニックネームは「らっきょさん」という。先日「しゃべりん」とわたしは、その賑やかなしゃべりにあだ名を追加した。でも、たまには印象的な言葉も言うことがある「させる掃除と、する掃除がある」と。

３年前、国際ソロプチミストから宇部の掃除が表彰を受けることになり、大阪国際会議場に出向いた。リハーサルがあり、歩き方、座り方、礼の仕方までご指導いただいたから、本番では受賞の喜びより、ご指導どうりにやることが精一杯だった。

先日の下関掃除。打ち合わせは確かにしたけれど、松村流でまことにおおざっぱだった。だから本番でも「？」の場面がいくつもあった。それを責めるでもなく笑いで吹き飛ばして会はすすんだ。細かいタイムスケジュールまで決めることも よいだろう。責任者をたくさん決めるのもいいだろう。掃除の手順を細かく決めることもいい。けれど、そこに心が通わなければ、いくら計画どうりに終えてもなんの意味もない「させる掃除」になるからである。広島のお掃除に何度か参加 をさせていただき、谷川さんが若い女性に「かわいいー」を連呼するのも広島の風物詩で、わたしには抵抗がない。むしろ連呼がないほうがさびしい気持ちがする。なにが言いたいか。それは「形式を知ったうえで、それをもっと創造する」 これが進歩だと思う。形を重んじて悪くなる、それを「形骸化」という。

きょうは農園から一歩も出ずに草刈に終始した。よく汗をかき昼のビールがうまかった。

02/10/09(水) 19:52 六さん(JAG07563)