六さん 10月13日しんあい農園日記


偽装食品が話題にのぼる。中国産のウナギを鹿児島産と偽った会社があった。嘘はよくない。けれど中国産ウナギの品質がそれほど悪いのか、消費者はそのちがいがわかるのか。牛肉問題のとき、牛丼屋は「外国肉」をおおいにアピールしていた。

本場韓国のキムチはうまい。シャネルやグッチはすてきだわ。やはり車はドイツよね。イタリア料理にはワイン絶対ワインよね。ならば、中国のウナギもええじゃないか。香りが少しは落ちてもそれなりに安ければ嘘を言わずに、中国の椎茸、韓国のマツタケと表示をすればよい。

だいいち、農園で食べさせる飼料のなかみはほぼ全部が輸入。牛や豚も。どこで国内産の線引きをするか微妙だとわたしは感じている「国内産」のラベルが幅をきかせるから、偽装がおきる土壌ができる。消費者はムードに流されず、なにがうまいか。なにが安全かを自分の尺度で吟味することも必要かもしれない。もしかして、偏見のメガネで推し量っているとすれば、それは論外である。

瀬戸内の魚を日本海の市場に運べば「日本海の魚」になり、九州の素麺を兵庫のブランドに包装して、牛はいったん有名な市場に出せばその名前に変身するぐらいは常識である。ブランドに振りまわされる消費者にも責任の一端はあると思う。

この季節、とくに農園では朝夕と昼間の気温差がおおきく、そのせいか少し風邪気味であるが、今夜は焼き鳥、焼き魚、焼きおむすび、タマゴ料理で酒が飲める。明日は元気にならねば。

02/10/13(日) 15:14 六さん(JAG07563)

 


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