六さん １０月１５日しんあい農園日記

昼前、風が強くなりにわかに大粒の雨と落雷がはじまった。愛犬「ハナ」は二階にかけあがり食卓のテーブルの下で震えていた。暴露しよう、鶏舎を今週中に完成予定の大工の村上さんも雷は苦手である。建築中の鶏舎にコンパネの板を敷いてホームレスベッドまであるのに、弁当を持って車に乗って顔色を変えて逃げてきた。３０分ほどで、その雨は嘘のようにおさまり青空にもどった。棟梁も現場に戻った。

午後から厚狭郡内小学校の教頭会議で農園の視察があった。つづいて小学校体育館で６０分、わたしが農園をはじめた経緯について話しをさせていただいた。

それから山口市内の配達に出た。ある和食レストランにタマゴを納品した。正志が先日「複写はがき」を届けていた。店のあるじが言う「ワシは、前の仕事で会社の方針ということで２０００通の複写はがきを書くように言われた。会社が嫌 になり辞めた。心を数ではかれるワケがない！そう思わんかね」型から入るほうがみやすい。しかし、時間はかかっても心から型にはいっていくほうが本物になれるような気がした言葉だった。

末娘の真砂恵が、わたしの母を連れてきのう秋の津和野を訪れてくれた。母からワサビ漬けが届いた。親孝行を孫がして。

02/10/15(火) 19:50 六さん(JAG07563)