六さん １０月１９日しんあい農園日記

鯉のあらいで朝食を食べた。泥臭味がなくあっさりしてうまかった。ホタルが舞い、カワセミが飛び交う川なので味がよいのかもしれない。

タクロウ君が話しをする「総領町のおじいさん」が今朝亡くなった。肩を落として告げたので１０時にご香典を託して早退させた。そのあと母親から電話があった「タクロウを帰してください」。一度、出勤拒否で２日ほど連絡がとれないとき自宅に電話をしたら「もう子供ではないから知りません。そのままにしておいてください」と言われ、わたしが怒りあげた親である「３０分前に帰しました」とだけ言った。タクロウ君から正志に電話があり、葬儀のことと、月曜の１０時ごろには農園に戻ると。だいぶしっかりしてきた。今夜は大好きだったおじいさ んとのお別れが辛かろう。

鶏舎が完成した。村上さんが下関から通いつづけて、ほぼひとりでつくってくれた。来週木曜に生後８５日の若鶏がはいる。

夕方、携帯メールに渡邊悦子さんから着信した。実は、広島の中村さんのお米をきのう２袋（６０キロ）をやっとお渡しすることができた。きょう祭りのクイズに大当たりしてお米が当たったという。

パソコンを開いたら杉本さんからメールが届いていた。猪肉があるので食べに来ませんかと誘っていた。その返事である「共食いに行きます」ひとりで大笑いした。

シトシト冷たい雨が降りつづけ少し井戸の水位があがりはじめた。鶏肉が確実に売れはじめた。タマゴは相変わらず生産がおいつかない。うれしい一日だった。

02/10/19(土) 19:47 六さん(JAG07563)