六さん １１月　１日しんあい農園日記

昨夜の焼酎は３８度。そのせいで昼まで余韻が残っていた。午後から山口市内の配達に出た。開店一周年を好調にむかえられた和食の「若山」に納品にいくと大将が上機嫌「まあ食べてみんかね」とおでんを４つも皿に盛ってくだだった。きょうはおでんのランチバイキングをしたらタマゴがとても好評だったらしい。上品な薄味でおいしかった。お店を出たらバッタリと杉本さんにあった。明日から台湾旅行に行くというご主人の一平さんをしたがえて貫禄の妻「足立さん、昨夜の焼酎は酔いました」という。

鶏肉の注文が増え、保管している宇部港近くの冷凍庫にはほとんど在庫がない。福山で焼肉の神戸屋さんは、牛肉の問題以後、鶏肉のご注文が増えはじめきょうもたくさんのご注文があったが「中抜き」という、内臓を除いた肉はすでに売り きれなので、骨をはずした「正肉」を中抜きの価格で納めることにした。今月、３００羽は肉にできそう。少しずつ放し飼いの赤鶏がうまいという市民権を得てきたように思う。

重兼君が今月中ごろから善和園の通勤寮にはいる。最初は様子をみるために１０日程度はいり、その後ここを生活の場とする。きょうと同じ繰り返しではなく、少しでも仕事ができるようになり、社会にとけこめることが彼の人生に大切なことで、親元をはなれて生活訓練を受けながら仕事をすることになる。彼にとってはじめての大きな節であるし、親もそうだろうと思う。わたしも精一杯のことを しようと思う。朝はかなり早くおきて朝食をとり、弁当を持たせてもらって駅まで自転車で通う。夜は洗濯をするのが日課という。１８歳。まだまだ成長するにちがいない。

02/11/01(金) 19:44 六さん(JAG07563)