六さん １１月　２日しんあい農園日記

配達から夕方帰ったら西君が「明日はお宮（吉部八幡宮）の大祭なので休ませてもらえませんか」と小さくなって言う。彼の休みは月曜なので連休になるので遠慮しているようす。ええから休めと言うと「お忙しいのに申しわけありません」と会釈した。

今夜、正志は田中食鳥（鶏の処理を依頼している）で鳥供養祭があり、夕方から泊まりで参加。なんのことはない宴会である。けれど。たくさんの養鶏場が鶏を持ちこむのに、養鶏をはじめて間もないわたしの農園には招待の連絡がある。大きな図体で、大酒飲みの社長との酒はわたしには無理である。

日暮れ時にお客さま、宇部から３０分かけて噂のタマゴを買いに来たと言われる「わけていただけますか」この時間では無理とは思いながら待っていただいて５０００羽の鶏舎全部を走ってみたら４個ほどあった。それを大事に買われていか れた。金額は１２０円。しかし、このお金はほんとうにありがたい。

明日の夜は、前の会社で一緒に苦楽をともにした高山君が泊まりに来る。ご両親を相次いで亡くし、いまはひとり暮らし、前回の泊まりは家内が同席したので、今回はふたりでトコトン話し、飲みあかそうという趣旨である。彼が小学生の時分から連れてあるいていたので、お互いの思考回路は知っている。積もる話しがなんぼうでもある。

明日は西君。タクロウ君。重兼君の三銃士が休みのうえ、二日酔いの正志という戦力で農園は慌しい。

02/11/02(土) 19:16 六さん(JAG07563)