六さん １１月　９日しんあい農園日記

毎日新聞「はがき随筆」の仲間は、美祢市の萬代さん、今村さん、渡辺バラ園のおくさん。日常のおもいを２４０文字につづっては投稿されている。萬代さんは絵が得意で季節感ある自作の絵はがきを楽しんで出しておられる。今村さんもその影響を受けて絵を描かれるようになり、配達のときに、その楽しさを聞かせていただいていた。渡辺さんは複写ハガキを最近はじめられた。

その今村さん。ある日、買ったばかりの高価な筆をつかって絵を描こうとされていたとき、部屋でつまづき転ばれた。筆を折ってはいけないととっさにおもって、握っている手を上にあげてしりもちをついた。そのときお尻ちかくが骨折した。動けないから入院になるけれど、ここで問題は、日ごろから介護されているご主人をどうするかという大きな問題が生じた。

結局、夫婦を受け入れてくれる病院を探され、離れた下関市内の病院にご夫婦で入院された。先日退院されたので「初うみタマゴ」をプレゼントに訪問した。いろいろ経験された事柄を聞かせていただきながら「老い」ということを考えさせられた。

きょうは、夕方からタクロウ君２１歳の誕生祝いにご両親が福山市から来られる。 事前にこれまでの農園での出来事などを聞かれたので両親には伝えてある。クラス担任にも挨拶をしたい。冬の服も買ってやりたい。息子に精一杯の気持ちを伝えに来られる。

02/11/10(日) 06:48 六さん(JAG07563)