六さん 11月 16日しんあい農園日記


庄原のお掃除仲間、ダスキン(ダスチンともいう)の林さんにお世話になり、焼き鳥の営業に行った。熊本らっきょさん(顔の輪郭が似ている)、宮崎ナイダスさん(ナイキやアディダスの靴を扱う)、美人の高橋クーアイさん(井辻さんが名づけ親とか)その名前の由来ははわからない。森進一の服装の中村ワインペロさん(ワインでベロベロ)そして魚屋と飲食店を手広く経営されている西田さんと4年〜5年ぶりに再会した。

林さんに誘われて、京都は山科の一灯園にお掃除修行にいったとき、西田さんと出会いがあった。もうひとり福場といううるさい酒飲みジジイも庄原から来てい た。人それぞれに学ぶ姿勢があり、受け止め方はちがうと思う。わたしの一灯園はそれほどの感激はなかった。要は、バケツと雑巾を持って「行願」という業にとりくむが、それは、戸別訪問をして便器を磨かせていただくお願いをする。わたしは一日で数十軒歩いたが、一軒だけ目の不自由な人に家でお掃除を許された。お金を持たずに業に出るので、そこで出されたらお茶とか食事をいただくというシナリオであるけれど、そのお掃除についてのやり方などの指導ななく、ひたすら精神論を聞かされて、素足にぞうり姿で小雪が舞う京都の街を歩いた。駅の水道で腹を満たして歩きながら「食うための掃除」にがっかりした。わたしは一日飯にありつけなかった。社員研修で強制的に来ている若者は、駅のロッカーにバケツをいれてパチンコ屋にきえていった。けれど、3日のあいだ、庄原のみなさんと寝起きをともにして同じことをやったので再会が嬉しかった。

ラジオで聞いたけれど「繁栄した会社はあるけれど、繁栄を続けている会社はない」。まさに、一灯園も草創期の精神が、社員研修の受け皿となり形骸化していると感じた。

02/11/16(土) 20:03 足立 進(JAG07563)

 


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