六さん 11月 26日しんあい農園日記


暗がりの朝、懐中電灯で井戸の水位確認に行った。ここで鶏を飼うまでに衝突を繰り返していた農業委員会の小林さん。最後にはお互いの腹がわかりあえて、いまではよい関係。その小林さんが、2年前の正月に椎茸山にわたしをつれていき、これから苦労が多いわたしに「ええか、農業ほどやっただけの結果がみえる仕事 はないど」と言われた。言葉には身震いするほどの重みがあった。まさに、井戸の水位がその言葉を裏付けていた。

45歳の秋、宮崎市から熊本県内牧まで250キロを5日で歩いた。ほんとうは 宇部まで歩ける予定だったけれどそれは無茶な計画だった。あと半分が残っている。阿蘇から宇部まで7日あれば歩けると思う気持ちがあっても現実が許さない。誰が火曜と木曜の配達をするか。などできない事情がある。けれど、歩きたいと思うのは、それができる仕事環境になるという目的が裏にはある。阿蘇のスタートラインにたちたいと思っていた。

きのう自宅に届いた郵便を正志が朝持ってきた。その書籍小包は「とくざわ・りゅうたん」という僧と、北海道から鹿児島まで3000キロを一緒に歩いた児島さんの記録「ニッポン裏街道紀行」という本だった。その旅を支援した人が文中で紹介されていて驚いた。西田天香(一灯園創設者)。三宅歳雄(金光教)これから読ませていただこう。

02/11/26(火) 19:12 六さん(JAG07563)

 


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