六さん 11月 28日しんあい農園日記


朝の気温がマイナス6度。山の木々まで真っ白になっていた。毎日、携帯電話で最寄の山口市の天気をチェックしている。きのうの夕方は「2度」だった。いつもこの気温からマイナス2度で農園の気温を予測していたので0度ぐらいと、たかをくくっていた。井戸のポンプは、先日村上さんに小屋をつくっていただき破裂していなかったけれど、鶏舎の水は全部凍てついていた。鶏は3時に点灯しているので水が欲しくて騒いでいても、これだけの数になるとバケツで川の水を汲むわけにはいかないので辛抱させることにした。しっかり厚着をして7時から仕事をはじめたけれど指先が凍るような朝だった。

会社を辞めて鶏を飼うことを税理士に話したとき、相談役とか、会長とか会社に関わりを少し持ちながら、生活できるだけの収入を確保してはじめたほうが無難だとアドバイスをいただいた。もし、そうしていたらこんな冷え込みのなかでは 仕事ができるわたしではなかったと思う。すぐに「わがまま」「おうちゃく」が出てくる性格はわかっている。指先をホカロンで温めながらいつもどうりの仕事ができた。

木曜は下関配達。きょうは月末なので集金をしながら走った。荒川さんから珍味をいただき、岡本さんからはパンとお正月の予約を1300個いただき、萬代さんからは銀杏を一袋いただき、いつもたくさんの方から声援をいただきながら仕事ができる幸せを感じた。夕方5時過ぎに農園に戻った。午後から鶏を肉処理に運んで帰り、これから山口市内の配達に出る正志と会話を交わした。お互いに長 い一日である。

わたしはすぐに川から取水するためにエンジンを始動させて、明日の朝も冷え込むので、今年はじめて全鶏舎の雨戸を閉めて歩いた。真っ暗ななかでヘッドライトの灯かりで一時間かかり戸を閉めた。来月になると廣中さんがニクロム線での保温設備をしてくれるので凍結は防げると思うけれど、これから春までこの作業が続くことになる。井戸水があるので、今夜は水道を少し出して休もうと思う。 もうシンシンと冷えてきた。

02/11/28(木) 19:41 六さん(JAG07563)

 


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