六さん 11月 30日しんあい農園日記


最近入れる鶏のクチバシはかなり短く処理して納品してもらっている。短くする目的はケージ飼いが養鶏のほとんどなので、餌を食べるときとがっていると周囲にこぼすことが多く、餌代という経済的な理由で処理されている、農園で「もっと短く」とお願いしているのは「突つき」という互いを突ついて怪我をさせることを防ぐためで、怪我をして血が出ると群れ全体から突つかれて確実に殺される。

その事故が多い群れがある。なぜこの群れだけがそうなるのか理由がわからない。できる対策は短いクチバシにする。ということしか、いまのところ考えつかない。自然養鶏という飼いかたをされる人たちには、クチバシを処理するということは自然に反することでタブーとされている。鶏に余計なストレスを与えるということらしい。事故の大半は午後からおきる。その事故が多い群れに、週2回ご好意でいただくパン屑を与えてみたら事故が減った。パンのみみはかたく長いあいだ群れはパンを突ついている。なぜそうなるのか。経験が少なく、平ら飼いをしている養鶏場も少ないのでわからないことがたくさんある。

川からの取水は好調で水を汲みにガソリンスタンドに行くことはなくなった。たった3馬力のエンジンが約150メートルも水を押し揚げ、井戸の周囲に半日も散水しておけば井戸の水位が増してくる。おそらく地下水全体の水位が相当あがっているので、この作業を毎日しなくても大丈夫なときが早いうちに来ると思う。春まで断続的に繰り返すので、エンジンと耐圧ホースは設置したままになるので、ホースの劣化を防ぐために、鶏舎建築で使われた穴のあいた鋼管の中にホースを入れることにした。川から半分のところまで終わった。日暮れが早く仕事をする時間が短い。

02/12/01(日) 05:48 六さん(JAG07563)

 


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