六さん １２月　６日しんあい農園日記

米子の友人と久しぶりに電話で話をした。わたしが前の会社を創業して４年目ごろ、彼が働いていた会社で北海道転勤のうごきがあり、ご両親をおいて行くわけにはいかないので辞めて、わたしの会社の米子営業所となった。２年後独立した。わたしの条件は「ぎじろくセンター」という同じ名称の会社名にしてほしい。と いうことだった。競合会社が多かったので会社を大きく見せたかった。

彼と苦労をともにしていたころ、安い酒を飲みながら「五時にハンドルが、どっちを向いているかが大切」という印象的な会話をした。例えば、わたしが大分県に営業に出たとき、五時に会社に戻ることを選択するか、五時まで前に前に進んでいるかそのことである。宮崎県との県境、宇目町で五時を迎えたら会社に帰るのは深夜である。わたしはそれをやった。彼も米子から京都、福井まで足をのばして仕事をした。だから業績があがったと思う。わたしも宮崎の日帰りを何度もしたことがある。

鶏舎の給水装置にニクロム線を張り、３度で保温になる工事は廣中さんが社長自らしている。５時半を過ぎ、真っ暗になるまで鶏舎から出てこない。それから１時間かけて下関まで帰られる。米子の友人と電話で話しながら昔のことを思い出した。

02/12/06(金) 22:59 六さん(JAG07563)