六さん 12月13日しんあい農園日記


12万円で軽トラを買ったのは、鶏を運び出すときに、その都度レンタル料を払うことを考えれば少々古くても用は足せると思ったから。ところが使ってみるとこれほど使いかってがよいとは知らなかった。荷台の高さが低い、ドアが三方に開く、維持費が安い、ガソリンスタンドに水を汲みに何度も往復できたのも軽トラがあったからできた。

いま、下関鈑金の松本さんと大工の村上さんに頼んで、軽トラの荷台に特注で餌入れを製作してもらっている。100キロ入る配餌車で、一日に700キロ近い餌を運ぶには、新築した鶏舎までの距離が長くなりすぎたことと、雨の日には餌が濡れて餌箱のなかで腐敗する原因になる。春、長雨が続くまでにはなんとか対策をしておきたいと思った。5トンの餌タンクから軒下まで鋼管パイプのなかを餌が流れる仕組みは完成した。廣中さんに電気工事をしてもらった。その軒下で軽トラの荷台にセットした特注餌入れに300キロぐらい積んで、各鶏舎に配ってまわれば距離と雨の問題は解決する。すでに特注品は農園に運びこまれ、若干の手直しをすればいい状態になっている。しかし、12万円の軽トラは便利なの で当然使うことが多く、その都度、重い餌箱を荷台から降ろすということになる。 ナンバーは要らないから廃車の軽トラがあれば助かることを、木曜にトヨタの岡本店長に話した。

福山の「神戸屋」はお掃除のご縁で、毎月たくさんの鶏肉をお買い求めくださるのでご挨拶に行った。同時に「農園流焼き鳥」の実演も兼ねて。その実演のとき携帯にメールが着信した「これから軽トラを農園に運びます」という岡本さんからの連絡だった。たった一日で希望を実現してくださった。ほんとうにみなさんのおかげで農園は前にすすんでいる。

02/12/14(土) 06:14 六さん(JAG07563)

 


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