六さん １２月２４日しんあい農園日記

昨夜は９時頃から気分が悪くなり１時ごろまで吐き気で苦しんだ。そのせいで起きたら７時。ふだんなら仕事をしている時間で、これから布団をあげて、犬を散歩させて、朝食を食べてと慌ただしい時間を３０分。インスタントうどんをつくったら、お湯と一緒にうどんも流しに捨ててしまい悔し涙で朝飯は抜きになった。

西君は、昨夜の忘年会でべっぴんがおったようで形相をくずして出てきた。あまり聞かないことにしていたが「おったか」と聞くと「はい」と笑った。

前の仕事で「議会先例集」という印刷をした。例えば、議会閉会中に亡くなった 議員に対して、次の議会冒頭でどう弔意をあらわすか。黙とうという例。遺族が挨拶。故人の一般質問録音テープをながして偲ぶ。いろいろある。その「先例」 はお役所ではたくさんある。道路の開通式の記念写真で座る順位もある。要は先例とは、前任者がしたことをやれば大過なく事を終えるという、責任から身を守る手段でもある。たしかに先例を尊重することは大切であるけれど、先例を大切にして一歩前に出るということがいる。

自治体に電算機が入りはじめたころ「職員削減」という自治労の反対の旗色に押されて前に出られない市町村がたくさんあった。及び腰で検討をはじめるときには「先進地視察」ということで、先発の事例を習いに行って、身の安全を確認して導入を決めるという自治体が多かった。きょうも広域合併の話題がニュースで報じられているけれど、やっぱり先発のほうが苦労は大きいけれど目的に対する 成果も大きいと思う。先例とか前任者をこえる努力が「先例集」より先に要るようにテレビをみながら感じた。

02/12/24(火) 19:09 六さん(JAG07563)