六さん １２月２６日しんあい農園日記

きのうから高校二年生の有田君が７時半からお昼までアルバイトに来ている。家は農園から自転車で５分というから近い。正志は稔君と西君の世話があるので、有田君の指導はわたしが引き受けた。図体はおおきいけれどまだ幼さが残っており素直な感じを受けている。高校はとなり町で片道１２キロあり、自転車で往復 ２時間はついやすという。そのうえテニスをしている。冬休み期間のようすを見て、引き続き土日のアルバイトに来させようと考えている「元旦の朝も、７時半に来いよ」と言ったら驚いていた。

松本専務と大工の村上さん製作の巨大餌箱を、岡本さん提供のＳＬ式（煙が多い）軽四に載せ効率的に餌入れができるようになった。これまでの人力餌車では雨では使えないし、増築して遠くなった鶏舎に運ぶのもたいへんな労働になってきた。３００キロ近く餌を入れてＳＬ号を鶏舎に横付けして「西君、頼む」で楽になる予定だった。ところが、西君は車の運転ができないので、鶏舎を移動するたびに走ってわたしを呼びに来て、わたしも走って車に行かねばならない。この繰り返しでじっくりと仕事ができないと苦笑している。今度はＰＨＳ電話をトランシーバー的に使い効率をあげたいと思っている。まさに日進月歩で農園の近代化はすすんでいる。

02/12/26(木) 19:24 六さん(JAG07563)