六さん 1月 5日しんあい農園日記


ほんとうに寒い一日だった。着ていれば身体は暖かいけれど、靴下を重ね履きしていても足は冷えるし、指先は痛いほど冷えた。鶏舎のなかで鶏をつかまえて羽根のなかに指を入れているとあたたかくなる。湯気がたっている玉子を手でつつんでいてもあたたかい。そんな農園の朝、西君が小走りで仕事をしている姿に元気をもらうような気持ちがする。寒くても、どんなことがあっても生き物を飼うという仕事は、一日も手を抜くことができない。

年賀状の整理をしている。特に印象的な葉書は、モップなどの交換に来ていたダスキンのご高齢の女性からだった。いつからか人がかわり、その事情も聞かないまま、というより関心がなかった。5月に体調を悪くして退職しました。ほんとうにお世話になりました。みなさま頑張ってください。という内容だった。

そう思っていても具体的に伝えることは、一歩前に出ることである。この方の気持ちに応えるには、わたしも一歩前に出て返事を出すことである。

03/01/05(日) 19:26 足立 進(JAG07563)

 


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