六さん 1月 9日しんあい農園日記


今朝、正志が外で稔君を叱っている声を聞きながら仕事をした。夕方その理由がわかった。わたしも稔君の頭を叩いたが、彼が「鶏がボクを馬鹿にしている」という理由で大声をあげ、鶏舎の壁などを拳で叩いている。2日ほど前その現場に直面したので叱りつけた。今朝の声は、稔君の手が皮がむけていたのを正志が見つけたからだと言う。その怪我は相当にひどかったらしい。壁などを叩くと叱られると思い、鶏舎の基礎のコンクリートを殴っているようすである。母親は当然この怪我を見ていると思われるが積極的に解決しようとはしない。鶏舎は雑菌が多いので正志に伝えた。これ以上続くようであれば責任がとれないので辞めさせることを母親に言え。

稔君の存在が農園で定着しているので、この判断は苦渋の選択であるが、われわれができる限界かもしれない。その点は教育の専門家ではないのでわからないけれど、鶏舎が破損するということではなく、稔君の怪我がこれ以上続くことがしのびない。また、そのことに無関心であるかのような母親の態度も許せない。なぜ、これだけの怪我を無関心でおれるのか。

愛犬は作業場の椅子で丸くなる。この椅子は、自宅の食卓で使っていたもので家族としていつもここにいた。農園に椅子を運んできたら自分の椅子となっている。わたしが配達に行く支度をはじめると椅子からおりて近くでシッコをして助手席に飛び乗る。毎日、朝は7時半にタクロー君が来ていた橋を田んぼに座って見ている。この犬に励まされることが多い。

03/01/09(木) 19:51 足立 進(JAG07563)

 


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