六さん 1月13日しんあい農園日記


昨夜の会話が余韻を残している。この不況で「売れない」という時期に豆子郎では材料の品質をよりあげられたと言われた。コスト削減の反対をされ、結果的に売り上げは伸びたと。どこかで手を抜くということは、仕事にたずさわる社員や、納入業者には明らかになる。お客さまには「味が落ちた」と。そこを黙ってやる という経営姿勢に感激した。ふつうならば「これだけのことをやりました」とアピールして当たり前である。質をあげることで数字はついてくる。落とせば数字もついてくる。そんな納得である。

先日、お掃除仲間の加藤敦子先生(幼稚園)からメールをいただいた。お掃除で培った気持ちで仕事に取り組みたい。という新年のご挨拶だった。わたしも襟を正す気持ちで読ませていただいた。昔、ある団体の席でお掃除について話をしたとき、年輩の方々から「そんなことは知っている」と一笑された。わたしにすれば「知っている」と「やっている」はおおいに違うという思いはあったけれど言わなかった。加藤先生が言われるように、ただ便器を磨くのではなく、そこで気付いたことを生活の現場でやる。というところまですすめていけばこその掃除である。

磨いたところは小さくても確実に輝く。小さくても質をあげることが、全部が輝く元になる。

03/01/13(月) 19:48 足立 進(JAG07563)

 


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