六さん １月３０日しんあい農園日記

朝８時すぎは一番忙しく動いている時間。軽トラが橋を渡ったので手をとめて出迎えた。犬で猪を捕まえる目つきの鋭いＮさん。

軽トラの荷台はこの時期には猪の血がついている。愛犬３頭はこのにおいで吠え続ける「大きなメスを捕ったがいらんか」と言う「雄か雌か」と聞くと「雌に決まっちょる」と言葉は少ない「１万円ほど持ってこいや」と言うと、土曜の朝に持ってくるからと帰りかけた「いま、怪我をしている鶏を捕まえているがいるか」と言うと、やっと笑顔が出た「くれ！」「ええ肉を持ってこいよ」と念を押して鶏を持たせた。おそらく脂のしっかりのったロースを３キロぐらい布にくるんで持ってくる。鍋より炭で焼くとそれは絶品なので、日曜の夜にでも食べようと思う。

松村さんと会うまでは「ふく」は食べたことがなかった。ここに来るまでは野生の猪の味を知らなかった。春になればワカサギが酒のつまみになる。梅のつぼみもふくらみ春は近い。

03/01/30(木) 19:45 足立　進(JAG07563)