六さん 2月　1日しんあい農園日記

ホームセンターで工具などを眺める時間が多くなった。口径に合わせたスパナのセットや六角レンチセット。用途に合わせて道具が揃っている。それは、人生相談で例えると、法律家、宗教家、教育者とわけているようなものかもしれない。

５センチの口径に合わないスパナは役に立たず、法律家に宗教を尋ねても門外漢のようなものである。ところが、どんな口径にも適合するフレキシブルな締め付けるタイプのスパナがある。それが鍵山先生だと思っている。

鍵山先生の追っかけをして２日連続で講話を聴かせていただいた岡本店長から葉書をいただいた。それは、講演会場で「子育て」についての質問に的確に答えられたことに感激された内容であった。カー用品会社を創業されおおきく展開された。その中心に「掃除」を据えられ、まさに「気づき」を体得された人物だからこそ、周囲を喜ばせることや、経営にも教育にも、なんにでもフレキシブルに答えられる「真実」を即座に見極められるモノをもっておられるからだと感じた。

掃除の心を「秘かに、謙虚に、かつ慎重に」と歩んでこられた。この三拍子が難しいわたしである。

重兼君の恩師ふたりが奇しくも来園された。磯田先生（男）が来られたときは、わたしは配達で留守をして正志が対応した。山本先生（女）が来られたときには、応対させていただいた。重兼君はほんとうに幸せだと思う。卒業生をここまで心配していただいている。山本先生が「話をしたいので家まで送りましょう」と稔君が仕事を終わるまで待ってくださり農園を出た。美人先生に乗せていただいて稔君は笑顔だった。

03/02/01(土) 20:17 足立　進(JAG07563)