六さん 2月 13日しんあい農園日記

真っ暗な朝、気温は氷点下５度。昨夜は低温注意報が出たので鶏舎の雨戸を全部しめたので、それを開ける作業からはじめた。もう少々の寒さにはなれた。寒い夜は水を出せば凍結から鶏舎の水回りは守れるけれど、今年は水が不足していたので全鶏舎に熱線ヒーターを取り付けたけれど、電気の容量がそれに不足していることがあとから判明し、その工事には大きな金額がかかり使わないことにした。

西君が体調が悪く休み。光恵ちゃんは木曜が休日。津室さんは辞めるといういうことで、朝の作業はわたしと正志のふたりで腰に負担がかかった。稔君は来たけれど最初からウンコでがっかり。

下関の配達に出た。大新食堂は南風泊市場に隣接して、松村社長のご紹介でタマゴをお買い上げいただいている。特に大きなタマゴが入ったケースは腰にこたえる。ここでおおきな感動があった。お代の４千円をいただくとき、おばさんがレジをあけて千円札を４枚取り出し、それをきちんとお札の表がそろうようにしてお支払いくださった。わたしは食堂のお客ではなく納入業者である。お掃除で、履き物をそろえる。食器をそろえる。お掃除道具をそろえる。と教わってきたけれど、わたしの学習は「教えられたとおり」で自ら創造する工夫がない。受け取るわたしの気持ちがいい（整う）。掃除から教わる意義は奥が深いとあらためて感じた。

03/02/13(木) 19:21 足立　進(JAG07563)