六さん 3月　3日しんあい農園日記

４日ほど前の夜中に電話が鳴った。新倉敷の趙さん「１０日ほど店（焼き鳥）を閉めて富山に内観に行った。いま家に帰り一番にあんたに電話がしたかった」ではじまった。わたしは内観を知識としては知っている程度でわからない。でも、その長電話が嬉しかった。今朝、雨にうたれて仕事をはじめた７時前、宮崎の馬場さんから電話がかかった「昨夜、一晩考えました。やっといま自分がやることがわかり電話をしました。少し聞いてください」馬場さんらしくもない謙虚な気持ちがどんどん出てきて驚いた「よし！頑張れや」と激励した。どう納得がいく生き方ができるか。仲間が真剣に取り組んでおられる実感がした。

午後から肝炎の検査に行った。３年前までは毎年、成人病検診を一日かかって受けていたというと、担当医はその病院に電話で照会をかけてくれた。肝臓の数値がよいので肝炎までの調査はしていない。とのことで感染がわからない。採血な どをして来週の月曜にもう一度行く事になった。心臓の弁が悪いとか、脊髄が一個多いとか、血圧が高いとか、心電図の波形が心筋梗塞に似ているとか。これまで悪いことばかり聞かされてきたわりには元気なわたしである「お酒は飲まれますか」と聞かれたので「少しだけ」と返事をしておいた。わたしに与えられた使命があるならば、できる限りをやればよい。今回のハードルは、農園３年目をむ かえて初心がぼやけていたわたしにはいい薬になっている。趙さんや馬場さんと一緒に歩みをすすめていきたい。

03/03/03(月) 20:35 足立　進(JAG07563)