六さん 3月　4日しんあい農園日記

山口ロータリー、駅の横「はるるプラザ」に事務所があり竹内さんという上品なご年輩の女性がおられる。３年前、このロータリー例会で卓話をさせていただいたときからのご縁である。きょうは時間がありそうな感じがしたので腰掛けて会話ができた「わたしは小さい頃から、クリスマス時期の音楽やお祭り騒ぎが嫌でした」それを聞き流せなかった「どうしてですか」。育った家の近くに孤児をあずかる施設があり、その子供たちのことを思うとき「わたしができるせめてものコトをしたい」と匿名でプレゼントを続けてきた。それを母親が知ったとき、たいへん喜んでくれた「もう昔のことですが」と笑われた。すばらしい話を聞かせていただいた。

「ふく」が金看板の松村社長から毎月の通信が届いた。２月は今年で１５回目をかぞえる皇室献上の行事があり看板を背負って上京されたようすが書かれてあった。常陸宮家で宮務管にトイレを貸してくれと言い、小便器のなかまで、その掃除ぶりを点検して来られた武勇伝だった。まぁ、その掃除はご本人様が磨いていないことは確かなことだろうが。

夕方、ほっとしてテレビを点けたら気象情報で、県下に低温注意報が出た直後だった。徳佐ではマイナス５度以下と報じるので、ここもまちがいなくそれと同じ冷え込みになる。慌ててジャンパーを着込んでライトを点けて、全鶏舎の排水をして歩いた。前の川にはたくさんの水鳥が集まり、ワカサギが産卵で遡上してくるのを待ちかまえているぐらい春になっていたのに。夜風がとても冷たかった。 朝はきびしい寒さになろう。

03/03/04(火) 20:42 足立　進(JAG07563)