六さん 4月16日しんあい農園日記


明日は下関配達の木曜。唐戸魚市場では村田美津子さんがたくさんのタマゴをとりまとめてくださる。その村田さんに出す手紙をあえて日記で公開させていただこうと思う。

村田美津子さま 4月17日

松村社長から「村田さんは、お父さんの看病に専念するので会社を辞めて広島に戻られる」と以前うかがっていました。4月中には移られるそうで下関の仲間に「送別会はいつですか」と尋ねると「ご本人の希望で送別会はやめていただきたい」と聞きました。

神戸の震災で「ふく鍋」がご縁で松村さんとご縁ができ、それ以来お忙しい松村さんに直接申し上げにくいことの全部を村田さんに電話やファックスでお願いしてきました。その後、宇部や下関で掃除に学ぶ会が誕生して、村田さんとお会いする機会が増えました。各地の大会にもたくさんご一緒しましたね。底抜けに楽しい宴会も数えられないほどでした。その全部の裏方を、いつもニコニコしてされている姿をいつも遠くからみていました。続いている中部少年学院の県大会でもそうでした。わたしは、村田さんが愚痴を言ったり、人の悪口を言われる姿をみたことがありません。どんなときでもおきてくる問題をいつも自分に引き戻して、自分が変わろうとされていました。その姿からわたしは「山口県掃除に学ぶ会の母」だと思っています。親しくお会いする機会は少なくなりますが、これまで同様におつきあいください。荒削りの性格で村田さんに辛い思いをさせたこともあると思います。お許しください。

ひとつでもお別れの品をと考えていましたら、我が家の玄関に飾っていました、わたしが尊敬している画家、石原忠幸先生の「関門海峡」を思いつきました。門司の国民宿舎に逗留され、この作品が90年の冬にできました。村田さんが毎日見てこられた下関から眺めた門司の風景です。お受け取りください。

お元気でお父さんのご看病ができますようお祈り申し上げます。

03/04/16(水) 19:33 足立 進(JAG07563)

 


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