六さん 4月21日しんあい農園日記

５時１０分に炊きあがりの炊飯器がピーッと音がして目がさめた。４時半には起きている予定が大幅に遅れた。魚のミンチで味噌汁をつくり、納豆ご飯であわただしく食事をすませた。寝過ぎたのは、温泉から帰って金魚運動をしたせいで熟睡したのかもしれない。６時半には、犬の散歩も終えて仕事をはじめることができた。

きのう東京から漢方薬を餌や水にいれて付加価値のあるタマゴを生産することをすすめられ、そのことを昨夜から考えつづけていた。これまでも具体的にいろいろな添加物をすすめられた。そのたびに、元気な鶏がうんだその日のタマゴが一番いい。と思っていた。海草のヨードをタマゴから摂る必要なない。朝のおみそ汁でできることである。タマゴをとおして、本来はタマゴにない栄養をタマゴから摂取しようとすることは、やはりわたしの思いではない。農園のタマゴは「新鮮・安全」を旗印にしてすすんでいくことが一番だと。鶏の体内をとおしてタマゴにあらゆる価値をつけることは容易である。しかし、そのことより大切なことは新鮮と安全である。

夕方５時に農園に戻ったら、午前で仕事を終えた長谷山さんが草刈りをしていた「やりましょうや！」と言われて、美祢の酒屋で買ったワインと冷蔵庫ビールから気持ちをきりかえて、わたしも草刈機をだして６時半まで汗をかいて一緒にやった。これから草刈り・・世の中では「金鳥の夏」、農園では「草刈りの夏」になる。

03/04/21(月) 20:23 足立　進(JAG07563)