六さん 4月23日しんあい農園日記

今朝も５時半から長谷山さんの草刈機が動きだした。地面をなめるように刈られる「草刈りは秋までに３回すればいい」と豪語されるだけの腕前である。ポイントは晴天が続く前に刈り終えることだそうである。雨の前に刈れば草は元気を取り戻す。

今月が終わればまる３年の農園生活になる。暑い夏、寒い冬、雨の日、そんな自然のなかで鶏を飼うこと、タマゴを売ること、ここで生活することなどおおまかな営みがわかりはじめた。それは、長谷山さんの草刈りと同じところがあり、理屈がわかるということである。

挫折するかもしれないと思いながらも、多くの仲間に支えられて３年の節をこえる。ここで、なんのために会社を辞めてまではじめたことかを、もう一度腹にいれて更なる一歩を歩み出さねばならない。

03/04/23(水) 23:20 足立　進(JAG07563)