六さん 5月13日しんあい農園日記

西君（３９歳）が満面の笑みで来た。きのう月曜は彼のお休み日で、ご両親が「おまえが留守番をしてくれるから助かる」ということで福岡の日帰り旅行だった。西君は小学校５年生で吉部八幡宮に養子きた。その頃から朝夕、お父さん（野村宮司）が太鼓をたたくリズムを覚え、いまでは宮司が留守のときには彼のたたく太鼓が地域にこだましている。お榊の水を替えたり、２頭いる犬の散歩をしたりとご夫妻は助かっているという。はじめての新幹線。はじめての地下鉄。はじめてのナイター観戦。細かいことまで話が終わらない。お土産は、わたした ち家族と長谷山さんには長浜ラーメン。稔君にはＴシャツ。光恵ちゃんには、なんとふたつもリボンのお土産だった。西君の笑顔で朝がはじまった。

村上ママから「迷い犬を飼いませんか（ほんとうは見てください）」というメールがあり、水曜の夕方、犬小屋つきで農園に来る予定になっていた。猟犬が迷い、村上さんのお知り合いが保護しているけれど飼えない事情で困っていたらしい。きのう腹を決めて、３頭も４頭も同じことだからと受け入れる気になっていた。しかし、正直なところ４頭の散歩をひとりでどうするかが解決していなかった。今朝はその練習で、はなちゃんと太郎は自由に散歩させ、気の荒い健太だけはわたしと歩いた。果たして、健太とうまく共存できるだろうかと心配はあった。朝、村上さんからのメールで、保護している人のご主人が「飼ってもよい」と許可が出たという朗報が届いた。まだ見てはいない迷い犬が新しい飼い主にご縁ができてよかった。

今朝は４時前から目が覚め、せっかく起きたのだからと風呂掃除などをしたので眠たい時間になってきた。

03/05/13(火) 19:30 足立　進(JAG07563)