六さん 5月16日しんあい農園日記


農園の赤鶏は煮ても焼いてもうまい。しかし、家庭で炭をおこして鶏脂をかけながらジューシに焼き上げるの煙で無理がある。どうすればこの味をお伝えすることができるか。加工食品のプロ望月さんに相談したら、焼いた鶏をビニールに入れ真空包装して、お湯で30分殺菌すればよいとアドバイスをいただいたうえに、 真空器まで貸していただいた。

夕方、その試験をするために鶏二羽をキュウイに一晩漬け込んだ。柔らかくなる。問題は肉切り包丁。これは鶏肉処理場に勉強に通った正志が同じものを名古屋に注文したものであるけれど切れが悪くなっている。午後の配達で和食のお店で研いでいただいた。けれどいまひとつ刃のたちがよくない。配達を終えて炭で鶏を焼いているところに猪猟師のおじさんが来た「鶏を一羽くれんか」と、ならばこの包丁を研いできてくれんかと頼んだ。自宅は近いので鶏を捕まえるあいだに研いでもらおうと思った「おう、すぐやろう」と返事をして軽トラの荷台から一枚の板切れをだした。その板に研磨用の布ヤスリが釘で張り付けてあり、それで見事に研いでくれた。新聞紙がスパッと切れる。鶏の足をひもでくくって荷台にのせてやった「これをビールで煮たらうまいんじゃ」と帰っていった。

教えていただいたように、焼き上げて16袋を真空包装にしてお湯で殺菌した。洗いものがたくさんでたけれど料理は楽しい。しかし、完成までに3本もビールを飲んでいては・・・望月さんにお届けして批評していただこう。

03/05/16(金) 20:42 足立 進(JAG07563)

 


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