六さん 5月30日しんあい農園日記

面白い話題がラジオであった。田舎の食料品店でも、都会のスーパーでも同じ商品をあつかうと。農園の地域では豆腐は地元のおばあさんがつくっている。ゴミになるケースに入れる機械がないので、商店ではビニール袋に入れて、それを空き箱に入れてくれる。賞味期限の表示や生産者の表示はない。けれども、きょう食べる地域の人が買いにくるので事故はない。泥のついた野菜を新聞紙でくるんでも商品である。小さい頃、豆腐を買いに行くのに鍋をもっておつかいに行った記憶がある。空き箱に入れた豆腐を買えることは幸せである。

鶏糞をどうするか。農園をはじめた当初は考えてもみなかった。手ほどきしてくださった久住の荒牧さんが「３７年、鶏糞を出したことはありません」と、その極意を教えてくださった。３年を経過したわが農園では、バクテリアが動いてくれる時期はよいが、冬に糞が床に固まり堆積する鶏舎がいくつかある。それが悩みであったが、庄原の林さんからたくさんのヒントをいただき見通しができた。６月１５日ごろ庄原の養鶏場に視察に行こうと思う。これが完成すれば農園の循環システムはほぼ完成する。

明日は、広島のキムタクが来園。鶏料理とウクレレ漫談で楽しくなりそう。

03/05/30(金) 23:28 足立　進(JAG07563)