六さん 6月 8日しんあい農園日記


2日の夕方に物語の幕があいた。ビールを飲んでいると岡本さんが来た「ちょっとお時間をください」と。話の要旨は、本社で会社の経営姿勢をとるか掃除をとるか。つまり掃除をするなら辞めよ。その返事を今夜8時までにせよ。と申し渡されたという。25年、会社を愛していきて、そのなかで掃除でお店をかえようとした店長としての姿勢を否定されたのである。わたしなりに思うことをお話しさせていただき帰られた。夜「辞めることにしました」とメールが届いた。

4日、鍵山先生をかこむ会に岡本さんは来られた。佐々部監督も帰られ泊まりの人だけの場で「話せいや」と岡本さんをうながした鍵山先生のまえで残念な気持ちが言葉になった。岡本さんは車で寝た。店長の後任にはお掃除仲間の江口さんが決まった。当然、掃除は御法度という条件がついた。江口さんの苦悩は想像にあまりある。

6日、夕方6時に岡本さんが来られると電話をいただいていた。4時、イエロー ハット本社から電話が着信した。ブラジルでお世話になった篠崎総務部長だった「いま、鍵山相談役から、岡本さんのお力をお借りできるよう足立さんにお願いしてください。と言われたけれど、岡本さんってどなたですか」。先日、サンセリテで食事をした席で岡本さんが言った「ボクは掃除の神様がいると信じています」と。まさに神の声だと鳥肌がたった。6時、来園した岡本さんに申し上げた「これから実家の両親に辞めた事情を伝えに行くところでした。頭が混乱しています」そうだろうと思った。夜9時ごろ電話があった「これから松村社長のご自宅にご相談に向かいます」朝が勝負の松村さんがこの時間に来客を受けた。奥さまに電話をしたら平然と「主人でしょう」と代わってくださった。御大に一応の経過を説明した「わかった」と電話が切れた。7日の朝6時まえに岡本さんからメール「7時に電話します」と。7時ちょうどに電話がかかった「どんな仕事でもさせていただく決心ができました」と。

申し上げた「9日、お礼とお願いに一緒に本社に行こう」すぐに航空券の手配をした。旅行代理店の宮川さんは仙台で朝をむかえていた。事情を話してすぐに往復の予約を済ませてくださった。本社までの道順は井辻さんに頼んだらすぐにフ ァックスが届いた。

いよいよ明日は、その日である。8時、全日空羽田便で。

03/06/08(日) 17:39 足立 進(JAG07563)

 


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