六さん 6月10日しんあい農園日記


きのう山口農業高校の大庭素子先生が生徒さんをつれて来られた。その電話は羽田から浜松町に向かうモノレールで受けていた。鶏が巣箱以外、つまり床にタマゴをうむ対策を生徒と考えられて、人工芝を巣箱に敷いたら改善するのではないかという試験をここでしてみたいということが目的である。今は蛍光灯を床に産卵しやすい場所に設置したり、その反射で鶏が嫌うように塗料をほどこしたりしている。しかし、抜本的な対策にはならない。

今朝、いちばんにその結果を見せていただいた。いまはケージという針金で編んだ床で、糞は下のうけに落ちる。しかし、鶏にすれば座り心地が悪い。そこで巣箱の下に人工芝をおけば自然の草のようで入りやすいかもしれない。けれどいくつかシュミレーションしてみると問題点がある。ビニール製の芝は鶏が毎日体重をのせると折れて糞がたまると思う。もうひとつは、いまの形態はうんだタマゴが転がり出る傾斜になっているけれど、芝の抵抗でタマゴが転がらないと思われる。

現場でわたしなりに考えてみた。例えば、芝を巣箱の下に敷かずに側面や天井に植え草むらの雰囲気をだす。もうひとつは、巣箱の床全体に敷かずに周囲に少し植える。

大庭先生のメールはうれしかった。4日、県庁で鍵山先生のご講演を聴いておられたという内容だった。わたしも一番後ろの壁際で作業服に長靴姿で聴かせていただいた。いろいろ交流しながら研究していきましょう。

03/06/10(火) 20:06 足立 進(JAG07563)

 


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