六さん 6月11日しんあい農園日記


また全農で米の偽装が発覚した。責任者が会見の席で「今後はよりチェック体制を強化してまいる所存でございます」と謝罪の言葉をのべて幕引きになる。偽装そのものを問わず、チェック体制を問題にするところが全農の姿勢ということである。やれやれとため息がでる。偽装がなくなればチェックは要らないのである。 偽装とは紛れもない犯罪なんよ。

タマゴの黄身の色が不揃いだという声が届いた。実は最近わたしも2個割って色の違いに気がついていた。餌を確実に食べておればトウモロコシ、マリーゴールドなどの色がタマゴに転化する。決まった餌を食べる量だけ確実に食べさせる養鶏では品質が一定できる。しかし、農園では不断給餌(ふだんきゅうじ)という、いつも餌が好きなだけ食べられる方法をとっている。しかも群れで飼育している から、鶏社会の力関係で強い鶏は好物のトウモロコシを食べ、弱い鶏は残りの餌を食べる。したがってタマゴの黄身が均一にならない。もうひとつ考えられることは、敷地につねに放し飼いしている群れは、与えた餌より草や昆虫を終日食べることが多く、より自然に近い色のタマゴになる可能性がある。ついでに、カラの色はとても不揃いである。赤い鶏は赤玉をうむのであるが、それは紫外線をあびない。という条件のもとで成立する。ウィンドレス鶏舎という 太陽光をさえぎり電灯の灯りで飼育すれば赤玉はできる。そとで群れるのでカラの色にも不均一ができる。

申さんの熱意がとどいて、7月14日に鍵山先生が下関で「チルソクの夏」をご覧くださる予定がととのいつつある。

03/06/11(水) 19:50 足立 進(JAG07563)

 


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