六さん 7月 1日しんあい農園日記

早朝に着た雨具を夕方まで脱ぐことはない一日だった。特に昼前の豪雨のなかでの配達にはタマゴを濡らさないように苦労した。山口市内、三浦酒店でいつものように３００円を帳場に用意してくださっていた。小さい文字の書類を書いておられたので「その眼鏡を貸してくださいませんか」と８１歳のご主人の遠近両用眼鏡をかけて、はっきり見えることに驚き愕然とした。視力は最後にはかった数年前は２．０だった。遠くは見えても近くが見えない。先日、美祢警察署で紛失届けに記入するときも名前が書けないので視力の衰えを感じた。ぼつぼつ便利な遠近を検討しなければならない。

阿知須の澤田事務所に配達に行った便に、澤田先生（行政書士）にご案内していただきお葬儀会社に行っていろいろお話を聞かせていただいた。社長の奥さんは農園の吉部が出身で、龍月園のおやじと同級生だということで「１２日の夕方、農園に行って説明してあげよう」ということになった。

５時に帰って仕事をはじめたらパトカーが来た。腰に拳銃をつけた若いおまわりさんが「ここの犬がだいぶ向こうを歩いているので捕まえてくれんか」と。太郎が西君の自転車といっしょに行ったようですぐに軽トラで捕まえに行った。農園の犬たちはりっぱにここで市民犬を得ている。駐在所の近くを車で走りながら口笛をふいたらすぐに飛び出してきた。ここは平和な田舎、今夜はカエルの合唱が にぎやかである。

03/07/01(火) 20:35 足立　進(JAG07563)