六さん 7月18日しんあい農園日記

ＣＭを聴いているとわからない言葉がたくさん出てくる、例えば「タウリンなん ミリグラム配合」などと。スーパーでタマゴをいろいろながめているとわからな い言葉が多い「ネッカ卵」「ヨード卵」「庭さき卵」などなど。農園では「元気 タマゴ」(ｰｰ;)

前の仕事で苦い思い出がある。会議録は次の定例会までに活字になれば事足りる のに、業者間でしのぎをけずり「我が社は大切な録音テープですから預かりにま いります」とどこかが言いはじめると。郵送させる業者は問題がある。という風 潮になった。えんえんと山道を走る宮崎県椎葉村でも預かりにいくことになった。 単価は当然据え置き。次には「早く納品します」ということがテーマになり、い かに早く納品できるかを業者間で競った。それで多少は業界レベルの進歩になっ たかもしれないが、適正な利潤を得ることにはならなかった。

カラが白い卵と赤い卵では赤がよいとされる。けれども、割った中身を比較して カラの色を言い当てる人はいない。有精卵が幅をきかせる。けれども温度が１８ 度以上で有精卵は成長、つまりヒヨコになろうとする。もっと考えると、かたち の良い野菜がよい。それもあまりおおきな問題ではないと思う。つくる側が売る ために、あまり本質とは関係のないことに力を入れすぎているような気がする。

長引く梅雨空にいいかげんうんざりの一日が終わった。

03/07/18(金) 21:51 足立　進(JAG07563)