六さん 8月 5日しんあい農園日記

西君通院で朝から２馬力エンジンをかけた。といっても時間でしか補えないので早くから仕事にかかったというだけのことである。下をむくと鼻から汗がポタポタ落ちる暑さの朝だった。暑いのは我慢ができるけれど、きのう稔君が壊したガラスを弁償にガラス屋さんと来た母親の態度を思い出すたびに頭が熱くなった。ガラスを割って「カラスが割った」と嘘を言うのは、怒るあんたが悪い。そんな会話で終わったままで、きのうも挨拶もしなかった。その態度は「直せばええんでしょう」と言う態度だった。相手が女性なので黙ってやりすごした。いや、言ってもわからん女だから無視した。今朝、稔君が汗をかいて来た。けれども汗をふくタオルもハンカチも母親は持たせていない。テイシュで落ちる汗を拭いていた。正志に言った「今回の件では、どう考えても腑に落ちない。俺は母親を許す気持ちにはなれん」

なにを勘違いしているかわからないけれど、ここは福祉施設ではない。学校ではその甘えで通用したかもしれないけれど、ここは仕事場であり屁理屈を並べている時間はない。嘘を言う我が子を、わたしのせいにしてまでかばうのは間違いである。稔君を責める気持ちは毛頭ないけれど、この親の態度は許せない。

昨夜、ビーグルの太郎が後ろ足を毒虫（蜂・ムカデ）かマムシにやられて、片足が大きく腫れている。動物は辛抱強いから鳴かないけれど足の付け根のリンパまでパンパンに腫れている。美祢の獣医に電話をした「７８時間、つまり３日で毒素は出る。それに耐えらることだけです。気休めの薬はあるけれど、金がかかるだけのことです。水を与えて様子をみなさい」まるで乱暴な言い方ではあるけれ ど、犬に打つマムシの血清はないとのことである。生タマゴを３個も食べた。元気になってくれよ。

03/08/05(火) 20:00 足立　進(JAG07563)