六さん 10月 2日しんあい農園日記

今年も地元中学校から職場体験で４名の男子生徒が来た。わたしのその時代はいつも反抗的で、写真をみても顔つきが荒んでいる。しかし、この４名は純粋培養で育ったような童顔で実に素直である。輝くん、岡本さん、黄さん、ホタテの松原さんが体験した「体力の餌運び」を笑顔ではじめた。明日の昼は、家内が来て一升の鶏飯・だし巻タマゴ焼き（浪花・荒川さん指導）・お味噌汁を彼等に食べてもらう計画がある。

下関配達。国道２号線、車の往来の中を小さい小亀が道路を横断していた。老眼だから遠くはよく見える。ライトを点けハザードも点滅させてトラックを停めた。前方のトラックまで停まってくれた。すぐに捕まえて発進したけれど、この亀は臭亀ですごい臭いが小さいくせにする。ビニールに入れて空気穴をあけてシートの下に押し込んだ。南泊風市場の大新食堂には亀が二匹飼われているのでおばさんに頼んだ「この亀は、農園（吉部・きべ）の道路を歩いていました（ウソ）」 おばさんの主人は吉部の出身である「それならもらおう」といただいてもらった「この亀の種類はなんですか」と問われたので「吉部亀です！」会話を聞いていた食堂の客まで大笑い。わたしの配達を待っていてくれる山奥のおじいさんがいる。きょうもタマゴを１０個届けて３０分も「わしは、若いころ消防分団長で」ではじまる黄金時代の頃をしこたま聞かされた「茶房しみず」でひさしぶりにおいしいコーヒーを飲んだ。

６時過ぎ、クタクタで農園に帰ったら、鎌田社長から「鍵山記念館」の会合に参加のハガキが届いており疲れが飛んで御大に電話をした。

03/10/02(木) 20:07 足立　進(JAG07563)