六さん 10月20日しんあい農園日記

きょうから山口市内の大型スーパーにも宇部のスーパーと同じように、その朝のタマゴを納品させていただくことになった。一年に４日しか休まないお店なので、当然、わたしたちも毎日の納品体制になる。宇部のお店の売場は杉本さんがディスプレイしてくださり、なかなか好評らしく問い合わせの電話やメールが届くよ うになった。といっても一番高級タマゴに位置づけておられるので、販売はまだ好調とはいえないけれど、お店の期待に応えられる新鮮・安全・健康三拍子のタマゴを届けていきたい。売り先が拡がるとたくさん勉強になることがある。例えばＰＬ法にかかわる損保に加入せよ。という契約項目があり、このことも、トヨタ江口店長のご紹介で損保会社と打ち合わせをしている。

磯村千代子先生からお便りが届いた。「秋立ちぬ」という掘辰雄さんの有名な本があります・・ではじまり、１１月の大内氏を訪ねる旅にむけて本を読み始めたということが書かれ、７７歳をむかえ足や目が弱くなったと近況も添えられていた。近頃、巌流島（正式には舟島）に行ったときの一句「舟島や、流れの速き、秋の潮」で結ばれていた。たくさんの本を読まれ、人生経験も長いので文章の表現や語意が多彩で６枚の便箋の内容はおおいに教えられる。

小野湖の水位がどんどん下がり、今年も渇水の様相である。周囲の木々の色が鮮やかな秋の色にかわりはじめた。

03/10/20(月) 21:01 足立　進(JAG07563)