六さん 10月31日しんあい農園日記

重兼稔くんのことに決着がついたことを正志から聞いた。辞めさせるという母親の決心である。ここで身に付いたことより、叱られたことしか見えない親であるとわたしは感じている。言えばたくさん母親に対する言葉はあるが、それは言いたくもない。このことで学校を休んで解決の糸口を模索してくださった磯田先生には頭がさがる。どう接すればよいか、一度も親と腹をわった話しができないままの結論はおもしろくもない。

松村さんの仲間で、松田さんという楽しい男がいる。趣味は多彩で、尺八、石笛、 ハーモニカ、大型バイクが愛車である。税務署務めで萩、下関、広島そして山口 市にこられた。愛称は「村長」という。なんのことはない「俺は旭村の村長にな る」と言っていた。もうじき合併で旭村はなくなる。下関時代には海峡夢タワーで、観光ボランティアを日曜にされていた。農園に神渡先生が泊まられた夜は、尺八と石笛のワンマンショーで困った。泊まりに行ってええかね。と電話がかかった。嬉しかったけれど条件を出した。 尺八、石笛にハーモニカは持ってきなさんな。酒も鶏肉もあるから手ぶらでくる なら来なさいや、ホラはなんぼう吹いてもええから。もうじき大型バイクで村長 がやってくる。

03/10/31(金) 17:42 足立　進(JAG07563)