六さん 12月14日しんあい農園日記

先日からの雨で水位があがっている。地中に10トンの砂利を入れ貯水能力を大きくしているので、その水位は下がらずに安定している。近いうちに山本社長のご紹介、ポンプ屋の横山さんが飲料水以外、鶏舎全体と水洗トイレに配水している水タンクを屋根以上にあげる工事をしてくれる。

水の降下圧を高めて流れをよくする。この高さで、来年、シモバン・村上棟梁に頼んでいる鶏舎は遠い位置になるけれど、水は自然に流れるということになる。タンクがあがれば、農園開設以来ずっと問題だった「水」が安定する。

外部の人の目には見えない、山の清水を地下に引き込み井戸まで導く砂利の道。これが農園の生命線である。昔、港に築かれた防波堤でも目に映る石垣の下には膨大な石が投じられている。物事は見えないところに支えられている。

早朝「心の時代」を断片的に観た。今週は禅宗の方だった。「情報、たくさんのメディア、インターネットで、人はたくさんのことを知っているが、自分のことがわかっている人が少ない」と。

太郎、今朝は散歩に行きたいと尾を振るので綱をつけたら3本足で歩いた。しかし、足にはワイヤーのくびれはふかく痕を刻んでいる。

03/12/14(日) 18:14 足立　進(JAG07563)