六さん 12月30日しんあい農園日記

年の瀬はマスコミや周囲があおる。

ラジオを農園での作業中や車で移動のとき聴いているが、聴くだけ気持ちがせわしなくなる。きょうは配達時にはラジオは切った。NHKの男性アナウンサーまでが「ここ市場は、人山の黒だかりです」とばかばかしい言葉を発した。

お届け先の奥さまにつかまった。「水」をご商売にしておられる。人類の幸せのために波動がよくなる水を鶏に飲ませてください、から始まり、延々と15分、玄関でその効果を聞かせていただくことになった。最後は「鶏が3倍タマゴをうみ、経営がよくなります」まできた。

鶏は100羽おればよくても90個である。3倍の270個もうんだら、鶏の幸せにはならない。「よくわかりました」と出ようとすると「なにがわかりましたか」とまで追い打ちをかけられ閉口した。

朝から横山さんが井戸の最終工事にふたりで来てくださった。しかし、午後7時までかかり、いくつかの問題が生じて中断。明日も来てくださり解決できる。その工事を請け負っているミツヤ工業の山本社長も真っ暗な中、最後までおつきあいくださった。嬉しく頼もしい人たちが協力してくださり幸せである。

最近、忙しく少し痩せた気がする年の瀬。

03/12/30(火) 20:32 足立　進(JAG07563)